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  • Writer's pictureMIKAORI<三香>

NYの外出禁止令が出て4週間近くが過ぎ、さらに5/15まで延長になりました。


こんにちは。

NY在住、MIKAORI<三香>Weaving Artist のMikaです。

デザイン画を持たずにあなた、織りびと、NYの3つのエネルギー・波動を感じ受けて世界で1つだけの織物を作ってます。(詳しくは 399newyork.comをチェックしてみてください!)


最近、太陽が出てる日は6pm過ぎになったらBed roomの窓際から沈む夕日を眺めてます。外に出ない日は窓越しに日光浴も兼ねてます。




コロナは人類に多くの試練や悲しみを与えてる、だけどそこから私達人類が気づく事、新しく変われるチャンスもたくさん与えてくれてるのだと思う。





NY州知事のクオモ氏はNYが元の街に戻る様に頑張ろう!ではなく、コロナが収束したらここは新しいNYに生まれ変わる、と言ってた。確かにそうだ。コロナが収束して通常の生活に戻ったとしても、それは元のNYではない、きっと新しいNY。


外出禁止になってまもなく4週間。


最初の1週間は自分でも気づかない内に得体の知れないコロナと経験したことのない状況に恐怖を感じ、なかなか寝付けず毎日の様に悪夢を見て何もする気が起きず。

SNSを見るとNYのみんなはポジティブで、織物を織る気になれない自分を責めてもいました。

一人暮らしなのでずっと誰とも話すことがなく、それが自分でも驚くほどストレスで、だけどみんなも大変だろうと思って友達にもなかなか連絡出来なかった。


2週目あたりはお酒を飲めば寝れる気がして、自宅では一人の時はお酒を飲まないルールをずっと持っていたが解禁して飲みだす。飲みだすとやはりちょっと気が楽になりストレスも解消されるので酒量が増える。お酒を飲んでは寝る、起きては飲んで寝る、という数日が続いた。


そんなある夜、コロナじゃなくても他の理由で死ぬ人もいるよなあ。いまアル中で病院に運ばれたら申し訳ないな。あ、でも人に見られたくない物も出しっぱなしだからこのまま死ぬわけにはいかない、とふと思った。


翌朝、今までの事はなんだったんだろう?という感じで何かが抜けていった。

その後数人のお友達に連絡したり、してきてくれたりしてFacetime等で話をした。

私は一人が結構好きで平気だと思ってたけど、人と話す大切さを痛感した。


3週目あたりからはみんなのお陰で精神的にも安定してきた。少し冷静にこの状況を見れる様になり、いかに自分が普段恵まれた環境にいたのか、そして自分の弱い部分や知らなかった部分にも気づかされた。


織り機にも向かえる様になってきた。


毎日12pm頃にNY州知事クオモ氏の会見を見る。

彼の州民の命を守ろうとする真剣さにニューヨーカー達は心打たれる。


今日は5月15日までの外出禁止令延長が発表された。

そして I trust in you(私はあなた達を信用してます)と言った。それは「自分の事」ではなく「自分達の事」を考えて行動するニューヨーカーを信じてる、だから一緒に乗り越えようという彼の思いから出た言葉だと思う。


実は5月11日発、東京行きのエアーチケットを年明けそうそうに取っていました。今日発表になった外出禁止延期で完全に諦めることとなったが、クオモ氏が毎日我々に真剣に訴えるStay homeをあと1ヶ月がんばってやろうと思う。あと1ヶ月で終わることを願いながら。

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